ABOUT

「なぜそんなに時計が好きなの?」「髙い時計と安い時計、何が違うの?」
時計を好きでいると、そう聞かれるシーンがあります。
それに対して、時計好きとしての答えを持っていたいと思いませんか?

”クロノスイス(CHRONOSWISS)のヴィータ。クロノグラフ。文字盤がスケルトンの機械式時計。ドイツ製の腕時計”

「『時計の魅力』をどう考えるか。」
ここでは主に高級時計・機械式時計について、なぜ時計が私たちを惹きつけるのか考えます。
あなたが時計を愛する理由を、言葉にするお手伝いになれば幸いです。

(1)ロマン (2)伝統性 (3)ブランド性 (4)機能性・外見 まとめ
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マニュファクチュールという問題 『時計不要論者』との闘い方!? 「時計でモテるのか」という問題

DEFINE

(1)ロマン

本音では、0から100までこれ!ロマンです。サイトのタイトルにもしちゃいました。正確に言うなら「ロマン主義」であり、英語で言えば「Romanticism」。概念構成としては他の要素を全て内包するかもしれず、言い方が難しいのですが、あえてロマン単体でひとつの理由としてみました。では、そのロマンを構成する要素を考えてみましょう。

”機械式時計。スイス国際時計博物館で撮影しました。ワールドタイムの腕時計” インテージのアンケートモニター募集広告

(2)伝統性

高級時計、特に機械式時計やそのメーカーと切っても切り離せないのは、その機構や会社の持つ歴史と伝統です。新しいことに価値が見出され続けるこの世の中で、高級時計業界は珍しくその伝統に重きが置かれ、古さを尊重することのできる素晴らしい世界なのです。

”機械式時計。スイス国際時計博物館で撮影しました。懐中時計”
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(3)ブランド性

高級時計というモノになくてはならない要素のひとつでしょう。ブランドの価値が何によって宿るのか、また各社・各グループのラグジュアリー戦略のありよう等については、様々な本で語られていますが、ここではそれを簡単に、私の言葉で書きたいと思います。

”機械式時計。スイス国際時計博物館で撮影しました。懐中時計。ムーンフェイズがついています” リサーチパネルのアンケートで時計代を稼ごう!

(4)機能性・外見

最後にはなりましたが、お店でパッと見て一番すぐよく分かるのはこの要素でしょう。これも大切。これが大切。

”スマートウォッチ。タグホイヤーが発売したコネクテッドモジュール41。GoogleのAndroidWear” 時計修理・オーバーホールの広告 千年堂

まとめ

”スイス国際時計博物館で撮影した全体像。時計の展示が大量にあって美しい”

安い時計は、いくらでもあります。 安い時計だからと言って、機能が必ずしも劣るわけではありません。 時を知るための機能であれば、時計である必要すらありません。 それでも、そんな現代の当たり前を乗り越えて、手にしたいと思えるのが機械式・高級時計だと言えるでしょう。 『実用性』と『芸術性』を兼ねた他に例のないモノづくり、それが時計だと思います。そして同時に、『実用』を極めた結果として『芸術』に昇華しているから、そこにロマンが溢れています。 文化の中に生きる私達人間は、効率・機能性・必要性・経済性だけでは捨象できない価値を見出し感じることができるのです。


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